シナリオ

英雄編　評価S
英雄編は一条ルートです。個人的にはこのシナリオが一番好きでした。

内容は正義とは何か？悪とは何か？ということを主体とした話です。

大衆にとって、害をなす物は悪なのか？
人を殺した者は悪なのか？
では・・・正義の名のものとに悪を滅ぼしたものは悪ではないのか？
正義とは果たしてなんであるのか？

そんなことを考えさせられる奥深いシナリオです。

またこのシナリオは村正VS正宗を筆頭に正宗VS同田貫など熱い戦闘が多くて楽しいです。
正宗は戦闘スタイルが奇抜で様々なカラクリを使うのですが・・・仕手諸共自らの血肉を削って技を使うという、まさに「肉を切って骨を絶つ！！」という正義を掲げる正宗らしい技でした。
ただ、その身に受けた陰義をそのまま相手に返す因果覿面の陰義はちょっと反則だろｗと思います。銀星号ほどではないけどチートだろｗｗ

あとエピローグでまさかの一条・村正コンビが誕生してびっくりさせられた。しかしあの組み合わせは酷だろうと思う。正義を掲げ、悪を断ち切った後には、その救った善をも断ち切らねばならないというまさに善悪相殺の呪。
ちょっと救いがない感じのエンドで切なかったです・・・。

ただ・・・大人になった一条さんイエスだね！！


復讐編　評価B
香奈枝さんがめちゃくちゃ怖かったです！！以上！！（ﾏﾃ

いやだってｗ彼女こそ本当の悪鬼では？とヒロインには思えないほど香奈枝さんはちょっと怖くないか…？
さよばぁも強すぎて怖いし・・・。ていうかあなた本当は何歳なん・・・だ？
正直この作品のヒロインはどこか普通とは歪んでいる側面をみな少なからず持っていると思うのですが
香奈枝が一番歪んでいると思いました。

シナリオの方は復讐をテーマとして取り上げているのですが、
自身の殺人に対する罰を望む景明と正当な復讐の権利を持つの香奈枝の二人の愛憎劇といった感じです。
正直シナリオは他と比べて一番重苦しかったですねｗ後飛空挺での移動選択肢や戦闘時の選択肢などが難しく、何回も死んだので正直ダルかった部分が少なからずありました。

戦闘については、ラストの香奈枝戦の選択肢がまたなんとも憎たらしかったですね～。
自ら復讐で倒した相手の技で倒されるとは・・・。
それにしても、贋作として作られたはずのバロウズを自身の能力で本物を超える性能を引き出して扱えるあたりからも、香奈枝さんの常人離れした側面を感じます。この場合チートなのは陰義ではなく仕手自身ですねｗｗ

あと一章やったときには雄飛少年がここで重要なキャラだとは思わなかったのですが、実はちらほらとそれらしきことほのめかしたりしているフラグがあったみたいですね。気づきませんでした。

今日はこれにて終了です。
次回その３は魔王編と悪鬼編について書こうと思います。