もしも明日が晴れならばレビュー

個別シナリオレビュー

つばさルート　評価　A-
つばさルートにはいってそうそう委員長がやらかしますｗｗ
そのせいで、つばさとさらにギクシャクしてしまう一樹ですが、なんとか誤解を解こうとするものの・・・先につばさがヒステリックを起こしてしまいます。そしてどうしていいかわからず途方にくれてしまう一樹・・・。
（い、いやもうちょっと頑張ろうよ！！とつい言ってしまいたくなりました。
主人公へたれすぎだろ～と思わずにはいられませんでしたが、その後もつばさはつばさで思い込みが激しく、重度の自己嫌悪に陥っていたことを考えれば、一樹でなくてもどうすればいいのかわからなくなるかもしれませんね。）

まあ結果的に、励ますことに成功しちょっと関係が進む二人ですが、やはり明穂のことでなかなかその先に進めない状況になりますが、それを励まし応援する明穂に背中を押されます。そしてお互いに大好きだったと過去形で言い合い別れることになる二人。（優しすぎる明穂に号泣です。）

その後一樹から告白を受けるものの断ってしまったつばさは、いなくなってしまった明穂を演じて自分を隠してしまいます。が、やはり一樹にはそれがバレてしまいます。（ていうかやっぱ色々と無理がありますよね～ｗ）
そしてラストシーンの砂浜。一樹に自分の思いを告白したつばさの背を押すのは・・・一樹・・ではなくやはり明穂でした。
（明穂が出てきた時点でもう目から涙が出始めました。やはりお姉ちゃんは心が強いな～と思いました。本当の最後の最後までこんなにも妹のことを大切に思うことができるなんて・・・。幽霊になってまで自分以外の人の幸福を心から
願う明穂の別れのシーンでもう涙が止まらなかったです）


・・・それにしても、明穂じゃないけどこのルートの一樹甲斐性ないのダメダメでしたね～ｗｗ
美味しいところは全部明穂が持っていってしまいましたｗｗ
つばさはとてもいい子ではあるんですけど、ちょっと思い込みが激しすぎる部分があって正直苦手なタイプでしたｗｗ。後一歩でヤンデレ化してしまったんじゃないでしょうか・・・。


珠美ルート　評価　A+
珠美ルートは、幽霊そして人間も好きになれない珠美が一樹と共に夜の巡回（デートともいうｗ）を共にするなかでだんだんと特別な存在になっていくわけですが、なかなか素直になれない珠美に萌えましたｗｗ

途中つばさがまたヒステリックを起こしかけるシーンがありましたが、・・・まぁ二回も大好きな人を奪われてしまったら（しかも相手も大好きな人に）つばさでなくても嫌になりますよね・・・。でも今回はちゃんと真っ向から勝負したので、つばさをちょっと見直しました。ていうか珠美のことを思って喧嘩をしにきたつばさはなんかつばさルートでの明穂みたいで、やっぱり姉妹なんだな～と感じました。

ていうかその直後の一樹がちょっとふがいなかったですねorz　そこは好きって堂々と言ってやれよｗｗ
いや自分で自分の事「優柔不断で卑劣な男」と自己分析できてるだけ某ヘタレ主人公達よりいいかｗ

さてそんなこんなで結ばれた二人の前に最後に立ちはだかったのは・・・やはり明穂でした。
正確には明穂の中の嫉妬の心を具現化した存在・・ですが。まさか明穂からこんな存在が生まれるなんて・・・。ちょっとビックリすぎました。
けど・・その後の行動はやはり明穂らしいものでしたね。

でもまさかあの世の手前から携帯でメールを送ってくるなんて、予想外すぎてビックリだわｗｗ
あの携帯便利すぎるｗｗｗ
成仏してまで残された二人のことを心配する明穂は、もうお節介を通り過ぎて聖母ですね。
しかも、二回目のメールのタイミングが神すぎる上に、内容が・・・ｸﾞｽﾝ（泣

こんな素晴らしい女性が死ななければならないなんて・・・orz
ぱれっと様は罪なことをしてくださりますねｗでもありがとう！！

それにしても珠美ってギャルゲでも珍しい関西弁の巫女だったわけですが・・・アリですねｗｗ
むしろめっちゃ可愛いな、もう！！こんな巫女さんがいたらぼ・・ｒｙ（ﾏﾃｗ


千早ルート　評価　B
千早ルートではなぜ千早みたいなやさしい子が疫病神になってしまったのか、そしてなんで一樹を好きになってしまい明穂が呪い殺されてしまったのかという真相が明らかになりますが・・・

いや～、まさか前世での一樹に恋をしてたとは、ベタといえばベタですがぱれっとらしい話ですねｗｗ
このルートといいますか千早に関しての評価はこのルートをプレイしてこの子の境遇をどう思うかで大分変わる思います。少なくともこのルートをやらずして、ただ単純に明穂がしんだのは千早のせいだと嫌ってしまいこのルートをやっていない方には是非やって欲しいですね。自分はこのルートやって一概に千早を責めることは出来ないと思ってしまいました・・・orz

それと、やはりこのルートでも美味しいところを持っていくのは、もちろん明穂ですｗｗ
死に掛けてあの世への入り口に来てしまった一樹を現世へ戻すんですが、まさかこんなとこでも説教するとはｗｗ


明穂ルート　評価　S
この作品のメインシナリオとも言うべき明穂ルート。
文化祭以降徐々に弱まっていく明穂とそれを見守ることしか出来ない一樹の最後の物語です。

別れへと向かう収束の物語・・・にしてはルート序盤はまだ明るい感じです。が徐々にやはりそれを実感せざるを得なくなっていきます。そこで一樹は明穂との思い出を少しでも多く残したいと思い、海へ旅行へ行ったりと色々するわけですが、見ていてもうすぐ別れがくることがわかったしまうのがとても辛かったです。
特にみんなで花火をやるシーンで最後にやった線香花火が散っていく姿が明穂とかぶってしまい、なんだかとても切なかったです。終わりを感じずにはいられませんでした・・・。

その後、珠美の意見を聞き、明穂を成仏させるためにあえて明穂にそっけない態度をとるようになる一樹。
がそうとも知らず、自分がなにかやってしまい嫌われてしまったんじゃないかと不安になるが、怖くて聞けずにいる明穂を見ているのがとても切なく、明穂のためといいつつ、その実、明穂を傷つけてしまっている一樹がちょっと許せなかったですね（怒
しかも、結果的に明穂を泣かしてしまったわけですから、一樹の罪は重いですね。死刑です！（ﾏﾃ
そもそも、もっとやりようがあっただろうと思わずにはいられないですよね。

で、結局明穂は一樹の前から姿を消しはするものの、成仏せずかげながら見守るという選択を取るわけですが、それに一樹は気づきます。（ジゼルお手柄です！！そして委員長カワイソすぎてちょっと泣けた）
その後見つからない明穂を探して町をさ迷い続けついに丘にたどり着くわけですが・・・そこで活躍するのがあの珠美ルートでも出てきたあの超万能携帯電話でした！！そして挿入歌の「凪」がここで再び流れるわけですが・・・タイミング神すぎて、鳥肌が立つと共に涙がもう止まらず文字が歪んで見えませんでした（号泣

このシーン見るまで、明穂泣かした一樹は許さんと思ったけど、あのシーンがあったからこそここでこの感動シーンが生まれたわけでして・・・、う～ん複雑な心境ですｗｗ

そして最後の別れのシーン。
二人は、来世・・ではなく明穂が生まれかわったらまた会う誓いをしてお別れをするわけですが・・・・

エピローグで・・・
マジで転生して帰ってくるとは思わなかった！！
いやしかもまんま幼女版の明穂だしｗｗ
ビックリしすぎて思わず笑ってしまったよｗ

・・・・・・・
・・・・
・・
誰だ！！この作品鬱ゲーとかいったやつ！！
なんだかんだで一応ハッピーエンドと言えなくもないじゃないか、これｗｗ！！
これだったらナツユメナギサとかのほうが鬱になったぞ！！

・・・という誰に向けてかわからない咆哮は置いときまして
自分はこのぐらいの幸せが最後に訪れても良いんじゃないかな～と思います。
このほうがぱれっと作品らしいですし。

でも、もしあのまま明穂と約束をして別れたまま終わっていたならば・・・
この作品は自分の中で評価SSの神作品になっていたと思います。まあ自分はこういう救いのある終わり方も大好きなのでこの終わり方でも評価はSですけどｗｗ


それにしても死んですぐ転生しても年の差が１８歳あるわけで、
１０歳と２８歳か・・・・
犯罪だｗｗ